RADWIMPS – 夜の淵


夜の淵

RADWIMPS

作曲︰野田洋次郎
作詞︰野田洋次郎

歌詞

静かな 夜の淵
真っ黒な 空にぽつり
ひとつまた ひとつ光る
あれは いつかの光

もう少しで 朝がくる
眩しいほどの 光連れて
それまでは 心の中
小さなロウソク 大事に灯し
夢で手をつなぎ 一緒に眠ろう

あんなに近くで光る 隣同士の星よりも
僕らは ずっと近くで 息をする

運命めいて結ばれた あの美しい星座よりも
僕らは ずっと近くで 想いあう

何のため 生まれたのか
わからない 僕たちだけど
涙を流すためじゃ
ないことだけは たしかさ

それだけは たしかだ

あんなに近くに見える 隣同士の星よりも
僕らは ずっと近くで 息をする

運命めいて結ばれた あの美しい星座よりも
僕らはずっと近くで 想いあう
僕らは ぎゅっと手を 繋ぎあう

発売日:2019

RADWIMPSが新曲「夜の淵」をバンドのYouTube公式チャンネルで公開した。

2011年の東日本大震災の発生直後に特設サイトを立ち上げ、以降3月11日にYouTubeを通じて被災地復興の思いを込めた楽曲を発表しているRADWIMPS。2017年は新曲の発表はなく、2018年は4月8日の公開となったが、今年は3年ぶりに3月11日に新曲が公開された。

今回の「夜の淵」は、2018年に北海道や関西で地震が発生した際に、停電による暗闇の中で恐怖と闘いながら朝を待つたくさんの声をSNSで受け取った野田洋次郎(Vo, G)が、何もできない自分にもどかしさを感じながら、せめてほんの少しの心の安らぎになってほしいと思いながら作った曲。公開された音源は、昨年の制作時からさらに歌詞を加えて編曲し、本日のためにレコーディングされた。

野田はこの音源と併せてオフィシャルサイトでコメントを公開。東日本大震災の発生から8年経った日本の現状について「今も数多く行方がわからない方がいます。そしてその帰りを待つ家族の方がいます。元の場所に帰れない方がいます。原発の修復、廃炉作業をするたくさんの方がいます。オリンピックももちろんいいけれど、なんだか色んなことに蓋をして、忘れてお祭りになるのだけは嫌だなと、思います」と語り、さらに「8年が経ち、震災を知らない世代が増えていきます。残念だけど、きっと定期的に、どうしたって地震や災害は襲ってきます。僕たちの日常を奪っていきます。その度に、思いやって、思い合ってひとつになれる国であったらいいなと心から願っています」と今後についての意見を述べている。