森七菜 – カエルノウタ


カエルノウタ」

カエルノウタ

森七菜

映画『ラストレター』主題歌

作曲:小林武史
作詞︰岩井俊二

歌詞

つぶてを 水に放つ
波紋が 輪を描き広がる
はしゃいだ 子どもたちの
声も届かない この場所で
あぁ、この想いも 痛みさえも

ねえ どうして
そんなに うつむいて
君の こころここに なくて
じゃあ どこにある?

どうか気づいて
くしゃくしゃに
書き捨ててきた メッセージ

つぶてを 水に放つ
浮き足立つ声 跳ねる波
ゆらめく 陽の光の
隔(へだ)てる カエルタチノスミカ
ずっと‥‥

ねえ、きっといつか
笑顔で 空を見て
ずっと前から この場所で
恋の歌ばかり 歌ってた

この場所で 歌ってた
ずっと前から いつも同じ恋の歌を
ここにいて そばにいて
声を嗄(か)らして 祈り歌うカエルノウタ

墓標(しるべ)に 花をたむけ
僕らは この先へゆこう
水面(みなも)に 揺れる月と日が
穿(うが)ち綴(つづ)り続く
血の滲(にじ)む汽水(きすい)の道

あぁ その光の
隔てる その先の先へと きっと
待ってるから 待ってるから

発売日:2020 01 15

2016年にスカウトされ、以降数多くの映画やドラマに出演、2019年映画『天気の子』ヒロイン役に抜擢され注目を集め、今後活躍が期待される新人女優の森七菜。自身も出演する、岩井俊二監督最新作映画『ラストレター』の主題歌、「カエルノウタ」で歌手としてデビューすることが決定した。

森七菜は本映画に、岸辺野颯香 / 遠野裕里(回想)役の二役で出演している。「カエルノウタ」は、作詞を岩井俊二、作曲を本映画の音楽を務める小林武史が担当。森七菜が主題歌を歌う事になった経緯について、企画・プロデュース担当の川村元気氏は下記のように語っている。

『スワロウテイル』におけるYEN TOWN BAND、『リリイ・シュシュのすべて』から生まれたリリイ・シュシュ、岩井俊二監督作品から、いつも素晴らしい音楽が生まれてきた。では『ラストレター』からはどんな音楽が生まれるのか。岩井俊二、小林武史と話し合いを続けた。たくさんのアーティストが主題歌の候補としてあがるなか、答えが目の前にあることに気づいた。「試しに」と歌ってもらった森七菜の歌声には、少年と少女の間をたゆたうような瑞々しさと、誰にも真似できない力強さがあった。その声に惹きつけられて、岩井俊二がおとぎ話のような歌詞を書き、小林武史が映画の世界観を投影したメロディをつけた。エンドロールにこの主題歌が流れたときに、ついに”岩井俊二監督作品”が完成したのだと感じた。

森七菜にとってこれが歌手デビュー作品となる。シングル「カエルノウタ」のカップリングには小泉今日子の「あなたに会えてよかった」、荒井由実の「返事はいらない」のカバーを収録している。

なお、映画『ラストレター』のオリジナル サウンドトラックも1月15日に発売となる。